Anybus-S 技術概要

高性能と機能性

Anybus-S は大規模サイクリックI/Oデータを交換する自動化機器向けにデザインされています。最大512byteまでの入出力データを完全に内部交換します。モジュールは最大2KBのアサイクリック・パラメータ・データの交換をサポートします。

Anybus-SのEthernetは、TCP/IPソケット・インターフェースを含む産業向けIT機能をサポートします。HMSはAnybus-Mファミリと同じファクタとハードウェア・インターフェースAnybus-Sのスレーブ/アダプタ・モジュールを提供します。

詳細については下のタブをクリックしてください。

  • 主な機能
  • アプリケーション
  • ハードウェア・インターフェース
  • ソフトウェア・インターフェース

anybus logo Anybus-S技術使用

Anybus-Sの機能
Anybus-Sは強力な通信ソリューションを提供します。モジュールは完全な産業向けネットワーク・インターフェースのための機能を装備し、ホスト自動機器向けに標準化された、ネットワークに依存しない、パラレルなアプリケーション・インターフェースを提供します。たった一度の開発において18種類の産業向けネットワークをサポートし、Anybus-Sは、ホスト自動機器がPLD製造者とは関係なく、またどこにいても希望するネットワークを選択することができます。

サポートするネットワークの特長
Anybus-Sには選択されたネットワークの最新プロトコル仕様が組み込まれています。HMSは、顧客の自動機器が最新標準ならびに相互運用が制限なくできるように常にAnybus-Sのネットワーク機能を維持しています。すべてのAnybus-Sモジュールは、各ネットワークのコンプライアンスに準拠するよう、事前に認証を受けています。ネットワーク機能にはサイクリックI/Oデータ、アサイクリックパラメータ、ステータスや診断情報が含まれています。

Ethernet向けIT機能
ほとんどのEthernet向けAnybus-S は、組み込みダイナミックwebサーバ、Telnetサーバ、FTPサーバ、そしてEmailクライアントなどのIT機能が組み込まれています。

これらの機能により、組み込みwebサーバを介して、あるいはイベント・トリガされたEmailメッセージを介してデータをモニタリングすることができます。SSIテクノロジがI/Oデータ、コンフィギュレーションなどwebページやEmailメッセージにダイナミック構成を実行させ、設定や表示はユーザのやりやすい方法で行うことができます。

IT機能はまたTCP/UDP/IPソケット・インターフェースを装備しています。そのためアプリケーションは、Anybus-Sのコア機能を使用しているベンダ特有のTCP/IPベースのプロトコルを実行します。

  ANYBUS-S 特長
    クレジットカードサイズのハイパフォーマンスなスレーブ/アダプタインターフェース
    18種類の産業向けネットワークをサポート
    ネットワーク・インターフェースに必要なハードウェア/ソフトウェア搭載
    最大のパフォーマンスとデータ処理を実現する2KBデュアル・ポートRAM ホスト・アプリケーション・インターフェース
    INとOUTで最大2048バイトのI/Oデータサイズ(IN/OUT各512バイト)
    メールボックス・インターフェースを介してのパラメータ・データ、ステータス、診断へのアクセス
    マイクロプロセッサ搭載
    電気的に絶縁されたフィールドバスインタフェース
    診断LEDならびにコンフィギュレーション・スイッチ搭載
    カスタマイズ可能なネットワーク・コネクタ、LED、コンフィギュレーション・スイッチそしてアプリケーション・コネクタ
    特定ネットワーク向けAnybus-Sドライブ・プロフィール提供(HMSにお問い合わせください。)
    評価ボード提供
    フィールドバス/Ethernet認証試験済み

Anybus-S アプリケーション事例
Anybus-Sは、HMI、ロボット・コントローラ、
ドライバ、小型PLC、多様なバルブ、計測機器、重量計量機器、温度調節機器、バーコード・スキャナ、I/Oブロックなど、産業用自動化機器に幅広く使用されています。

ケース・スタディ

重量計量機器
今日の産業用重量計には自動製造ラインにネットワーク化された機器がインストールされています。たとえ計測するものが重量だけだとしても、重量計には、PLCを代表とする監視コントロール・システムと通信するための多くの組み込みインテリジェンスと産業用ネットワークが装備されています。重量計が要求するネットワークは通常接続されるPLCにより指示されます。Anybus-Sは主要なフィールドバスならびに産業向けEthernetのほとんどすべてをサポートします。これは「はかり」のアプリケーションにはポイントになります。なぜなら倉庫やパッケージなどの小さな産業向けアプリケーションにもまた使用することができます。Ethernet向けAnybus-Sは、リアルタイム産業向けEthernetプロトコルをサポートし、同時にIT機能を提供し、今日の重量計測機器が必要とする機能をすべて網羅しています。



ドライバ/インバータ
ドライブ・マーケットは断片的で、ほとんどのドライブ製造者は、PLCシステムがドライブと接続するネットワーク、つまりProfibus、DeviceNet、CC-Link、EtherNet/IP、CANopenそしてEtherCAT と通信するシステムを必要としています。そのネットワークは製造自動化において幅広く使用されていて、ドライブ製造者は、顧客が必要とするネットワークに準拠するものをサポート必要があります。

Anybus-Sは内部互換性があり、ドライブ製造者が必要とする高いデータ処理能力で多くの利点を多くの利点を提供します。Anybus-Sは通信プロフィールを生成することなく、特定ネットワークの「Drive Profiles」をサポートします。

 

ハードウェア・アプリケーション・インターフェース

Anybus-Sのハードウェア・インターフェースは34-pin 2mmストリップ・アプリケーション・コネクタになります。すべてのAnybus-Sモジュールは5V電源になります。アプリケーション・コネクタに加えてAnybus-S は、産業向けに堅牢さと高いEMCコンプライアンスに対応するために独自のシールディングとグラウンディング手法を採用しています。



パラレル・アプリケーション・インターフェース
Anybus-S モジュールは高速パラレル2KB (8-bit)デュアル・ポートRAMインターフェースを提供します。そのためホスト・アプリケーションはAnybus-S モジュールにメモリがマッピングされた階層としてアクセスします。効率を上げるために、任意の中断要求シグナル (/IRQ) が必要時のみホスト・アプリケーションがAnybus-S モジュールにアクセスするようにします。デュアル・ポートRAMのアドレスとデータ・シグナルのほか、パラレル・インターフェースがステータスとコントロール・シグナルを提供します。

ネットワーク・インターフェース
ネットワーク・インターフェースはFieldbus、Ethernetなどの各産業用ネットワークに依存します。各ネットワーク標準のコネクタを使用します。シグナルはそれぞれのネットワーク仕様に準拠します。4つのLEDとコンフィギュレーション・スイッチも搭載されています。

メカニクス
Anybus-S モジュールはクレジットカード・サイズです。3つのスクリューを介してホスト機器のキャリア・ボードと固定します。Anybus-S モジュールは通常ホスト機器の全面にマウントされ、ネットワーク・コネクタとLED、コンフィギュレーション・スイッチが見えます。

マウンティング
Anybus-S モジュールはホスト機器のスロットに挿入されます。モジュールは3つのスクリューにより固定されます。モジュールとホスト機器は電気的には34-pinの端子で接続されます。


  テクニカル仕様
サイズ:
    86 x 54 x 15mm (L x W x H) 3.38 x 2.13 x 0.59” (L x W x H )
電源:
    5 Volt, ranging between 300 - 450mA
温度:動作中:
    Operating +0°C ~ + 70 °C
環境準拠:
    RoHS対応
EMC準拠:
    CE marked, UL & cUL準拠
認証:
    各フィールドバスに対して試験および解析済み

ソフトウェア・アプリケーション・インターフェース

Anybus-Sソフトウェア・インターフェースはネットワーク・プロトコルに依存せず、同じソフトウェア・ドライバを使用してほとんどの主要なネットワーク・システムと機能を損なうことなくサポートできるようにデザインされています。

Anybus-Sソフトウェア・インターフェースは次のようにアクセスします。

DPRAM内の定義されたメモリ・エリアを介してのサイクリックI/O データ
Mailboxインターフェースを介してのアサイクリック・パラメータや診断
Mailboxインターフェースを介してのネットワーク仕様データ
フィールドバス仕様エリアをネットワーク診断情報として使用
コントロール・レジスタにバージョン、初期化パラメータ、フィールドバス・タイプ、ステータスなどのAnybus情報を含む
ホスト・アプリケーション・インターフェースでHandshakeレジスタがAnybus-Sと通信


Anybusホスト・アプリケーション・ソフトウェア・ドライバ
開発工程を短縮するために、HMSは無償でAnybus-Sホスト・アプリケーション・ソフトウェア・ドライバのC言語サンプルコードを提供しています。

ドライバはAnybus-Sモジュールとホスト・アプリケーション間の「グリュー」の役割を果たします。ソフトウェア環境からロー・レベルのコミュニケーション・タスクを切り分けます。ポーリング操作のためと中断操作のためと、バージョンが異なります。

Anybus-Sドライバをダウンロードする