Anybus X-gateway™ - 技術概要

Anybus Communicator connected to a microdrive2つのネットワークを接続します。

自動機器には複数のネットワークが採用されていてそれぞれ互換性があります。Anybus X-gatewaysは、異なるフィールドバス/Ethernetシステムを内部接続するとともにブリッジの役割りを果たします。 一般的なフィールドバスであるProfibus、DeviceNet、CANopen、Modbus、Interbus、CC-Link、ControlNet、AS-Interfaceや、産業用Ethernetプロトコル、EtherNet/IP、Modbus-TCP、EtherCATなどをサポートしています。

X-gatewayはDINレールでの取り付けが可能なコンパクト・サイズで、電源は24VDCです。 頑丈なアルミ筐体で2つのネットワーク間でインテリジェントなリンクを実現します。


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  • 主な機能
  • 応用事例
  • データ・マッピング
  • コンフィギュレーション
  • IT機能
  • OPC

anybus logo Anybus X-gateway 技術概要

  主な機能
    2つのネットワーク間をトランスパラントなI/Oデータ転送
    180以上の異なるネットワークの組み合わせをサポート(マスター、スキャナ、スレーブ、アダプタ、I/Oデバイス、サーバ)
    最大512バイトの入出力データ
    追加パラメータ・データ・サポート (ネットワークの組み合わせに依存)
    Windows Hyper Terminalでの簡単なコンフィグレーション
    ダイナミックなWeb、カスタマ指定WebページのダウンロードサポートなどのIT機能
    統合されたWebサーバでEthernetをリモート・モニタならびに診断
    診断目的のI/Oデータに追加された制御ステータス情報(オプション)
    2ネットワーク間の平均高速I/Oデータ転送速度:10 - 15 ms
    OPCサーバ版ではOPC Data Access (DA) v1.0, 2.05, 3.0. をサポート

  仕様
サイズ:
    126 x 110 x 42mm (L x W x H) 4.96 x 4.33 x 1.65” (L x W x H )
重量:
    約500g/1.102lb
電源電圧:
    24V ± 10% Consumption: Max 280 mA on 24V Typically 100 mA
温度:
    動作時 0°C to + 65°C : 停止時 -40°C to + 85°C
実装:
    DIN-rail - 伝導性DIN-railを介した Network シールド
プロテクトクラス:
    IP20
EMC準拠:
    CEマーク、 UL および cUL、 RoHS、Haz .Loc and Atex 135419認証
認証試験:
    フィールドバス/Ethernet認証

X-gatewayの接続

Master/Slave考慮
正しい組み合わせにアシストが必要ですか? X-gatewayの組み合わせはインストールしたいPLDに依存します。

例 1: Master/Slaveの組み合わせは1台のMaster/Scanner PLC/Controllerにインストールしたい場合に限ります。
Siemens社のPLCでProfibusでシステムを構築している場合、Anybus X-gatewayがDeviceNetで接続されたFA機器を中央制御をおこなっているSiemens社のPLCへ接続します。X-gatewayはProfibusネットワークのスレーブとして、またDeviceNetネットワークのスキャナとして機能します。

例2:Slave/Slaveの組み合わせでは2つのMaster/Scanner PLC/Controllerが使用されます。
本例ではAllen Bradley社製のPLCで構築された上位階層ネットワークとして EtherNet/IPネットワークが採用されていて、既存の他社製PLCで構成されたModbusでネットワークを接続しています。このアプリケーションではX-gatewayは2つのネットワークを同期/制御するためのI/Oデータとパラメータ転送に使用します。X-gatewayの2つのインターフェースはスレーブとして機能します。2台のPLCはゲートウェイ間のデータを書き込み/呼び出すことでデータ・フローを制御します。

Example 1 - Master / Slave

Example 2 - Slave / Slave


同じネットワークを接続します。(例:CC-Link >< CC-Link )
この場合、X-gatewayは2台とも同タイプのネットワークを接続するのに使用されます。また、フィールドバスあるいは産業用Ethernetネットワークに使用することもできます。

転送速度が異なる場合でもX-gatewayを使用すれば2つのネットワークを接続することが可能です。もうひとつの利点はデータ転送機能を失うことなく論理的物理的にそれぞれのネットワークを隔離することです。理論上、ネットワークの制限を超えていくつもの機器と接続することが可能です。

異なるネットワークとの接続 (例:EtherCAT >< CC-Link )
この場合、X-gatewayは異なるタイプのネットワークの接続に使用されます。産業用Ethernetと従来のフィールドバスとを接続する典型的な例になります。もうひとつの共通アプリケーションは、フィールドバス/Ethernetネットワークを介して異なる2台のPLCを接続する例です。X-gatewaysはSiemens社、Rockwell社、Schneider社、Electric社、Mitsubishi、Beckhoff社ならびにPheonix Contact社のPLCに対応しています。


X-gateway内部のI/Oデータ、パラメータ・データのマッピング

Anybus X-gatewayは2つのネットワーク間のトランスパラントなデータ・パスを実現します。データのシーケンスやデータ本体を変更することはありません。

ネットワーク1上の入力データはネットワーク2上の出力データになります。ネットワーク1上の出力データはネットワーク2上の入力データになります。最大512バイトの入出力データが転送可能です。2つのネットワーク間のデータ転送速度は通常10-15msになります。X-gatewayは継続的にデータを処理します。

サイクリックI/Oデータ 、アサイクリック・パラメータ
X-gatewaysは2ネットワーク間のサイクリックI/Oデータ転送を優先させています。ネットワークの組み合わせ次第では、アサイクリック・パラメータも転送します。(SDO、DPV1、PCP、Explicit メッセージが該当します。) パラメータ・データを使用することでゲートウェイの機能性が拡張され、時間がクリティカルでないデータ・ブロックを転送します。X-gatewayはまた、パラメータとI/Oデータを混合させ、非常に柔軟性の高い接続を実現します。

ビット、バイト、ワード、オブジェクト
X-gatewaysでは異なるデータ・タイプを使用して接続することが可能です。Profibusのようなバイト指向のネットワーク、Modbusのようなワード指向のネットワーク、AS-Interfaceのようなビット指向のネットワークがあります。マッピングは基本的にネットワーク間のひとつの機能からひとつの機能へマッピングされます。さらに容量の大きいデータから一部のデータを分割してもう一方のネットワークのパラメータに転送することも可能です。

基本Slave <> Slave コンフィギュレーション
下の図はスレーブ間でのデータのマッピングのイメージ図です。




基本Master <> Slave コンフィギュレーション
下の図はマスター/スレーブ間のデータのマッピングのイメージ図です。

先進Master <> Slave コンフィギュレーション
診断のために、X-gatewayはオプションでネットワークやゲートウェイのステータスについてユーザに情報を提供するための制御とステータス情報を機能を備えています。この情報はオプションでイネーブルすることができますが、ネットワーク毎に2バイトのInput/Outputデータを使用します。


コンフィギュレーション

容易なコンフィギュレーション、プログラムを必要としません。
X-gatewayの設定にはプログラムは必要ありません。デフォルトで20バイトのI/Oサイズが定義されます。X-gatewayのコンフィギュレーションは組み込みインターフェースを介して実行されます。Windows? Hyper Terminalを設定しているPCはシリアルRS-232ケーブルで接続されます。使いやすいコンフィギュレーション・インターフェースで各ネットワーク側のI/Oデータ・サイズとサイクリックI/Oデータとパラメータ・データ間のマッピングとデータの分割を定義することができます。

Slave/Slaveのためのコンフィギュレーション
X-gatewayはコンフィギュレーションを追加することなく、組み込まれたインターフェースだけで実行します。X-gatewayは対応するPLCのマスターに統合する必要があります。そのためHMSでは電子データシート(.GSD、.EDS、.CSP ファイル )を用意しています。

Master/Slaveのためのコンフィギュレーション
X-gatewayのコンフィギュレーションは2段階で実行されます。まず、組み込まれているコンフィギュレーション・インターフェースを使用して2つのネットワーク間のデータのマッピングと共にI/Oデータ、パラメータ・データの容量を設定します。次に、CIPベースのネットワーク向けにAnybus NetToolやRSNetworx?などのマスター・コンフィギュレーション・ツールを実行します。


X-gatewayのEthernetネットワーク側のコンフィギュレーション
Modbus-TCP、EtherNet/IP、EtherCAT、Profinet-IOのような最新Ethernetを選択した場合、コンフィギュレーションするためにはIPアドレスの設定が必要になります。

現在使用しているIPアドレスを確認するためにHMSは本webサイトからダウンロードすることのできる "Anybus-IP Config Tool"を無償で提供しています。

 

 


IT機能

Modbus-TCP、EtherNet/IP、Profinetなど産業用EthernetプロトコルをサポートしているX-gatewayは、リアルタイム・データ転送のほかにIT機能もサポートしています。IT機能はSSI機能、クライアント側のJavaスクリプト/アプレット、FTPならびにFileアクセス権など、ダイナミックWeb サーバを提供します。

IT機能は診断、制御、メンテナンスのためにカスタマイズされたwebページを表示するようにデザインされています。また、アラームが発生した場合、email送信のための値を定義することもできます。

Anybus WebTool- Webページ・デザイン・ユーティリティ

Anybus WebToolでほとんど開発に時間を割くことなく特定webページの表示やコンテンツの診断ができるようにデザインされています。直観的なメニューやコンフィギュアブルなアニメーション、オブジェクト・ライブラリで生産工程をグラフィカルに表示します。
デザイン・ユーティリティは本ウェブサイトのfile/downloadsからダウンロードできます。

Anybus WebTool



X-gateway webserver provides useful status & diagnostic information.

Anybus OPC Server

Anybus X-gatewayの "OPC Connectivity Feature"機能を使用して、PCベースのOPC-Clientアプリケーションは、標準Ethernetネットワークを介してフィールドバス・データにアクセスすることができます。

Anybus OPC Serverにより、PCベースのOPC DA クライアント・アプリケーションは、フィールドバス・データ上にあるフィールドバス機器に割り当てられたデータをPCIフィールドバス・インターフェース・カードを必要とすることなくアクセスすることができます。コントロール室のPCと工場のフィールド機器との接続は、EthernetネットワークとAnybus X-gatewayを介して確立されます。この概念では、X-gatewayがPCIフィールドバス・インターフェース・カードのように機能します。PCIカードはPCに内蔵され、X-gatewayは直接サイト置かれます。そのため、工場の製造ラインとコトロール室を結ぶ高価なフィールドバス・ケーブルが必要ありません。そのため導入コストが削減され、柔軟性が向上されます。

新しい“OPC Connectivity”機能はほとんどのX-gatewayファミリ、Etherne版で使用することができます。代表的なアプリケーションには、リモート表示と制御を行うOPCベースのSCADAシステムが含まれています。Anybus OPCサーバはOPC Data Access (DA) v1.0, 2.05, 3.0.をサポートしています。プロセス・データにアクセスでき、OPCタグ・エディタ、タグ・データに呼び出し/書き込み可能なオンライン・ビューワ/エディタ機能を提供します。Anybus X-gatewayとPCI カードを活用してAnybus OPCサーバは有効になります。本ウェブサイトから無償でダウンロードすることができます。

  特長
    OPC Data Access v1.0, 2.05, 3.0をサポートしているためyclic Process Data にアクセス可能
     Windows 2000, XP, Vista サポート
    追加パラメータ・データ・サポート(ネットワークの組み合わせに依存します)
    各ディレクションで最大1536バイトのデータ通信(ネットワークの組み合わせに依存します)
    OPC Tag Editor 機能
    オンライン診断
    プロセス・タグ・データをモニタ/修正のためのオンライン・ビューワ/エディタ

OPCダウンロード情報: Anybus OPC Server